事例 台湾探究プログラム
島根県から来た中高生6人が、初めて台湾での探究プログラムに挑戦。こちらの学生さんは普段から探究学習に取り組んでいます。
「地元でリノベによる観光誘致の取組をしているので、台湾のリノベ文化に触れたい」
「日本で海洋環境の保全活動に取り組んでいるので、台湾でも同様の活動をしている団体に会いたい」
このように具体的な目標を持った学生さんでした。
また、日本側主催者は、「地元の学生の越境体験を通じてグローカル教育(グローバル+ローカル)の場を提供したい」という思いをもって、弊社にプログラム手配のご依頼いただきました。

目次
1日目|到着~オリエンテーション
空港に到着し、そのまま新幹線で台中へ。今回の探究プログラムは台中で4日間組みました。理由は、「卒業生が台中の大学に留学している」からです。
「先輩の背中を見て、将来の選択肢を一つ増やしてほしい」
そんな想いから、先輩には企画から実施まで、全過程に関わっていただきました。
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台中に到着後は、オリエンテーション。
事前学習で勉強したちゅうごくごを再復習。
なぜなら、明日から朝食は自分で買わないといけないからです。
朝食の購入は自力で行ってもらいます。
ちゃんと自分で買えるように、みんな真剣に練習をしていました。
ポイント
目的があるから、語学を勉強する意味が生まれる。

2日目|台湾探究実践① ~海外の友達と出逢う~
習った中国語で朝食を自分で買い出し
前日に予告した通り、学生さんは自分たちで朝食を調達しました。
最初は「えー?」という反応でしたら、やってみたら「できた!」
一度できたら、味を占めるもの。
その次の日も、自分たちで中国語で朝食を買うことができました。
ポイント
学んだ外国語は、一度実践の場で使えると、次からも使えるようになる。

台湾の大学で授業体験(2時間)
ここから本格的に台湾探究プログラムの開始。
台中の大学に伺って、現地の大学生の日本語会話の授業にお邪魔しました。外国人がどうやって日本語を勉強しているかを体験する機会は、なかなかありません。
やさしい日本語を使って会話をすることに取り組みました。
ところで、やさしい日本語と言っても、日本語ネイティブにとって、何が簡単な日本語であるかはわからないもの。
そのため、初日のオリエンテーションで、外国人が使用している日本語の教科書を使って、「やさしい日本語とは何か?」を知り、
やさしい日本語を使って話す練習をしました。
その成果があってか、台湾人大学生との会話は順調!


台湾の現地高校へ訪問(2時間)
午後は台中の高校へ訪問。今回の訪問先はオルタナティブスクールを選びました。
こちらの台中のオルタナティブスクールも、探究学習を重視しています。
そこで、こちらの学校に受け入れをお願いし、日本と台湾の高校生が双方に、取り組んでいるテーマについてプレゼンしました。
ポイント
自分が日本で取り組んでいる探究テーマを海外で発表。同時に、台湾の事例も知ることができる。
ポイント
言葉が流暢でなくても、意外と通じ合えることを体感できる。


3日目|台湾探究実践② ~台湾で活躍する先輩の背中を見る~
卒業生の先輩による留学体験談(2時間)
今回、探究プログラムの場所を台中にした理由はただ一つ。
卒業生が台中で活躍しているからです。
身近にロールモデルがいることはとても貴重なことです。
でも、こうして改めて先輩の体験談を聞く機会はなかなかありません。
そこで、台中で活躍している母校の先輩に、台湾の大学留学の体験談を話してもらいました。
「どうして台湾に来ることを選んだのか?」
「留学生活って一体どうなの?」
「こんなに波乱万丈な留学生活なのか!」
などなど、率直な思いを話してもらいました。
ポイント
ロールモデルに触れて、刺激を受ける。

台中フィールドワーク・ミッション(6時間)
今回のメインイベントのフィールドワーク。
ミッションをクリアしながら、ゴールを目指して街中を散策します。
日本側2人につき、台湾人大学生1人に入ってもらいました。
ちなみに指令書はこちら。

高校生たちはスマホ禁止。
紙の地図を見て、移動します。

それぞれのスピードで、指令書に書かれた場所に言って、ミッションを行います。

指令の場所の1つはこちら。
「台湾で狛犬を見つけて写真を撮る」

全グループ無事にゴール!

今回のミッションの中には、高校生の探究テーマに関わる場所を盛り込みました。
たとえば、ある高校生の探究テーマは「リノベによる観光誘致」だったので、台湾のリノベ文化が感じられる場所を、ミッションに盛り込みました。
また、台湾でもう一つ大切なのが、「日本と台湾のつながりを体感すること」です。
日台の長い絆が感じらる場所も、ミッションに盛り込んでいます。
自分たちで活動しながら学ぶので、五感を使って、
台中の文化や地形、人々の日常などを体感しました。
ポイント
体感で学ぶ×異文化コミュニケーションを融合。五感で感じて、実際に動いて学ぶ。
4日目|台湾探究実践③ ~台湾の地方の課題を知る~
地方の課題に取り組む企業へ訪問(2社)
高校生の1人が取り組んでいる探究テーマが「海洋環境」。
「台湾で環境に取り組んでいる方にお会いして話を聞きたいです」
という要望があったため、企業訪問を実施しました。
1社名は台中を拠点にフードロスをなくす取り組みをしている楊さん。
販売ができない廃棄食品を回収し、それを調理してレストランを運営して資金を得て、
その資金を使ってホームレスの方の復興支援を行っている方です。
楊さんのお話を聞いて、その高校生は心に火が付いたようです。

そしてもう1社は彰化鹿港を拠点に地方創生に取り組む張さん。
地元の文化を残しつつも収益を得るビジネスの構築を通じて、若者のUターンを生む活動をしています。

いずれの2名も、台湾の地方創生のキーパーソン。
第一線で活躍している方のお話を聞く機会はとても貴重です。
ポイント
実践者の話を聞く機会は貴重。
現地台湾大学生とお別れ会
プログラムを一通り終えて、台中で過ごす最後の夜は、現地の大学生とお別れ会。
大学訪問やフィールドワークで、ずっと付き添ってくれた台中の大学生と最後の交流です。
大学生はわざわざ日本の学生にプレゼントと手書きの手紙を用意してくれました。
みんな感動!
このサプライズは大学生たちが自主的にしてくれたこと。
3日間一緒に過ごして、大学生の温かさを感じた瞬間でした。
ポイント
国境を越えた交流は、心の交流。
心の交流が、将来のグローカル人材の成長へつながる。


5日目|最終日
台北へ移動・台北散策
最終日は台北へ。
最後は「The 観光」を楽しんで、空港へ。
あっという間の5日間でした。
ポイント
海外研修は全身で刺激を受けるいい機会。


台北以外での研修をおすすめします
多くの高校の修学旅行や研修先は、大部分が台北です。
一方、弊社は台湾全国で交流の手配が可能です。
台湾の地方も、「人口流出」「都市一極集中」という日本と同じ社会課題を抱えています。
こういう状況なので、台湾の地方の人は受け入れにウェルカムです。
こうした国際交流を通じて双方の課題を認識し、
一緒に手を取り合う良いきっかけも生まれます。
ぜひ地方での研修も、検討してみてはいかがでしょうか?



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